夏のヒートテック、冬のNクールシーツ
私は夏にNITORIのNクールシーツを使うし、
今年の夏も当たり前のように寝具にはNクールのシーツを使っていた。
最近寒くなってきたので、当たり前のようにヒートテックを着ている。
しかし不精な性格の私は、そろそろ本格的に寒くなってきたというのに未だにNクールのシーツを使っている。
するとどうなるか。
むちゃくちゃ寒いのだ。
布団に足を入れた時にキーンとシーツの冷たさが襲ってくる。
布団に入り、しばらくすると体温で布団全体が暖かくなってくる。
そうなるとNクールのことなど次第に頭の隅に追いやられていくのだが、
寝返りを打ったりして温まっていない布団の端の方に足が触れるとまたキーン。
隅に追いやったはずのNクールが頭の中央に鎮座する。
そんな攻防を毎夜繰り広げている。
シーツを冬用のフリース素材のものに替えればいいだけの話だが、
いかんせん耐えられてしまうだけに未だに替えていない。
それにしても暑い夏の時はNクールのありがたみが分かりにくかった。
実際に触った瞬間は涼感を与えてくれるのだが、それも一瞬だった。
すぐに夏の気温と体温が涼感を奪ってしまい、その涼感に対して実感がわかなかった。
それが今やどうだろう。
秋冬の気温も相まって、とてつもない涼感を生み出している。
NITORIの言ってたことは本当だったんだ。
ラピュタを見つけたときのパズーと私がリンクした。
ヒートテックにしたってそうだ。
当たり前のようにヒートテックを着ているが、「ヒートテックのおかげで冷え知らず」だと感じたことはない。
もちろん、ヒートテックの性能はよく知るところであるが、実感としてそれがないという話だ。
私は8月にヒートテックを着た。
会社に行く時の肌着が足りなかったのだ。
いつもはサラサラの薄い肌着を着用するのだが、洗濯のタイミングを逸してしまい、洗濯済みの肌着のストックが切れてしまった。
不幸なことに気付いたのは当日の朝。
後、何分後かには家を出て会社に向かわなければならない。
私はヒートテックの肌着を身に纏った。苦渋の決断だった。
着用した瞬間から上昇する体温、流れ出る汗。
焼肉を食べた時の井之頭五郎と私がリンクした。
今までNクールやヒートテックを当たり前のように、時にぞんざいに扱っていたこともあっただろう。
私にそれらのありがたさを気付かせてくれた事に感謝。