混浴風呂に行ってきた

タイトル通りです。
混浴風呂に入ってきました。
今日はそのことについて話そうと思います。

 

もう20年来の友人2人と小旅行に行きまして、
でもね。これだけは信じて欲しい!全然メインじゃなかったの!!全然メインの目的じゃなかったんだけど、色々考えた結果、混浴温泉に行きました。

 

それまでは富士の袂で、日本一の山を望みながらBBQやら各種アクティビティやらを楽しく行っていたのですが、それらを遥かに凌駕する盛り上がりで混浴温泉に行きました。

 

まずその温泉っていうのが、これ向こうから車来たらどうやってすれ違うんやろ?って心配になるようなくっそ細い山道をグングン登った先にあるの。
んで、その温泉は朝の10時に開店するの。まあ僕らは9時半には着いてたんだけど。それでも5番目ぐらいだったのよ。

それからもう来るわ来るわ、鼻の穴を膨らませたおっさん達が。で待ってんの!温泉が開くのを。大の大人が。

僕達は必死に入るのが嫌だったから10時10分ぐらいまで待ってから入ったのね。混浴温泉に行ってる時点でプライドなんか無いはずなんだけど。

内湯もあったんだけど、それには目もくれず混浴になっている露天風呂のほうに向かうわけよ。脱衣所があってそこから出るともう温泉なんですよ。

僕らがガラって脱衣所のドアを開けたら、すでに入ってスタンバイしている紳士達がみんなチラッてこっちを一瞬確認して明らかに残念そうにするの。

なにそれ馬鹿じゃねえのって思いながら、いやいや俺達は純粋に露天風呂楽しみに来たんですよーって雰囲気で入るわけよ。そしたらまたガラって脱衣所のドアが開くや否や全員がチラッてそっちを見るわけ、俺たち3人含めね。

もうね無意識。あんなに馬鹿にしてたのにドアが開くとその気が無くてもそっち見ちまうの。DNAに刻まれてんの。その行動が。
しかも入ってきたのまたおっさんだし。もうおっさんばっかりで露天風呂にぎゅうぎゅうになって入ってんの。そもそもこの温泉ちょっとぬるいし。シャワーとか完備されてないし。パラパラと雨降ってきてんのに誰一人出ようとしないし。よくよく考えたら入湯料1000円って高くね?でも誰一人文句言わず喜々として払ってんの。俺たち3人含めね。

 

しばらくして近くを観光していた女子大生3人組が
明美「もー汗かいて体ベタベタだよー。」

芳江「あっ!ちょうど良いところに温泉あるよー。ねー明美、とし子―はいってこーよー。」

とし子「えーでもー混浴って書いてあるよー明美―。」

明美「うわ、ほんとだーどうしよっかー・・・芳江、とし子。」

芳江「まあいいじゃん、どうせこんな山奥の温泉なんて、入っててもおじいさんおばあさんだけだよきっと。ねっ明美、とし子。」

とし子「そうだね。それに汗流してさっぱりしたいし、入ろっか。明美、芳江」

・・・
明美「あーやっぱ人入ってるみたいだねー芳江。」

芳江「ちゃんと隠せば大丈夫っしょ?受付でタオルももらったし。」

とし子「う・・・うん。でもこのタオル・・・ちょっと小さくない?・・・///」

明美「ちょっととし子・・・///それ、はみ出てるってレベルじゃないよ・・・///ねえ芳江?」

芳江「そ、そうだよ・・・ちゃ、ちゃんと隠しなよ・・・とし子。」

とし子「ごめん・・・でも・・・そういう芳江だって・・・色々はみだしてるよ・・・?」

明美「芳江もとし子もずるいよぉ・・・じゃあ・・・あたし・・・このタオル・・・いらない・・・ハラリ。」

芳江・とし子「あ・・・明美・・・///」

明美「やだ・・・何やってんだろあたし・・・なんか疲れてるのかな・・・外で待っとくね・・・」

とし子「もう我慢できない!明美ー!!!!」

芳江「とし子ー!!!!」

明美「芳江ー!!!!」

っていう想像をしてこの負け戦を何とか引き分けにまで持ち込んで僕たちの旅は終わった。

くっそー混浴め!俺達の心を弄びやがって!
本格的な温泉シーズンの冬こそリベンジだっ!!