電話中のトイレ、トイレ中の電話
今は携帯電話がありますから、電波の入る場所であればどこでも通話をすることが出来ます。
最近は電波の入る場所も増え、地下でも田舎でもほとんどの地域で電話をすることが出来ます。
便利になった反面、電話での連絡に追われるという弊害もありますね。
そういえば飛行機でもwifiが繋がるサービスがあるらしいですね。
「飛行機での移動時間が唯一、煩わしい連絡に時間を取られなくて済む」と言っていた人がいました。
その人はこの便利なサービスを嘆いているでしょう。
文字通りどこにいても電話が出来る。そんな時代になりました。
しかし、どこでも電話が可能であることはどこでも電話をしていい理由にはなりません。
特に電車・バス内等の公共の場で周囲の人に無配慮な電話をすることは日本においてマナー違反であるとされています。
また「携帯電話での会話がなぜイライラするか」という問題に言及している記事があります。
不快さを感じる理由は2つ
「会話の半分だけ聞こえる状態(halfalogue)は会話の全容を理解できないため不快」
「無視することが出来ない(電車内など自分の意思で騒音を回避できない状態の)音声は実際よりも大きく感じてしまうため不快」
なんとなく不快なのではなく、きちんと理由があるようです。
ところで、私の会社は賃貸ビルの一室を借りて営業しています。
ワンフロア借上げではないので同じフロアに別の会社が入っています。
トイレはフロアで共同なので隣の会社の方とトイレが一緒になる事があります。
隣の会社の方は携帯電話で通話しながらトイレに入ってきます。
私が先にトイレに入って用を足していると、通話している声が近づいてきてそのまま電話を切ることなくトイレに入ってきます。
今の携帯電話がどれほどの音を拾っているのか分かりませんが、周囲の雑音を結構拾っていると思います。
電話口から聞こえてくる音だけで電話相手の周囲の様子が何となく分かるというのは皆様も経験があるかと思います。
隣の会社の方とその電話の相手なんて私にまったく関係ないのにもかかわらず、何故か私がヤキモキしてしまいます。
「隣の会社の電話相手(話の内容からおそらく仕事相手)の方はトイレで話をさせられている事に気付いているのか?」
「隣の会社の電話相手の方は自分の仕事相手が電話しながら用を足すことを容認しているのか?」
「隣の会社の電話相手の方に私の排尿音までも聞かせてしまっていいのか?」
そんなことに気を遣ってしまい私は解放的な排尿が出来ない。
しかし当の本人はどこ吹く風、むしろ電話の相手に聞かせるような勢いで排尿をしている。隣の会社の人間は間違いなく変態だ。デザイン会社だか何だか知らないが一体何をデザインしているんだか。
私だったら自分の仕事相手の人が電話口から排尿音を聞かせてくるような変態だとわかった場合、即座に契約を打ち切るかもしれない。
そんな人間を信用して雇用している会社の未来に疑問を感じざるを得ない。
それともバレるかバレないかの瀬戸際を攻めているのか?それはそれで更にその人間性に疑問を感じてしまう。
順番前後して、用を足しているときに電話がかかってくるというシチュエーションもある。
そんな時も私はやはり電話には出ない。
排尿と通話は両立しないものだと私は思っている。
しかし電話に出ないと怒られてしまうこともある。
その後すぐに電話をかけ直したら「何故すぐに出ないんだ!」と言われてしまう。
すいません。ある意味、出ていたんです。